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Pioneer&PeaksCoachingGroupのセミナーに参加してきました。

いつもお世話になっております。スタッフ木村です。

東京で行われたPioneer ペダリングモニター講習会とPeaksCoachingGroupのパワートレーニングセミナーを受講してきました。

ここ数年で低価格化が進み、使用率が高くなってきているパワーメーター。

当店でもPioneer社のペダリングモニターをはじめ、Stages Cycling・ROTOR POWER・PowerTap・Garmin・QUARQ等様々なブランドのパワーメーターを取り扱っております。

 

当然お客様にご用命いただく機会も増えているのですが、それに比例するように「パワーメーターってどう使えばいいの?」という質問を受けることが多くなってきています。

というわけで皆様のご質問にお応えすべく、外部のセミナーでいろいろと学んでまいりました!


まずはPioneer社のペダリングセミナー。こちらは先週ナカニシが参加したものと同じ内容になります。→詳細はこちら

具体的な内容はお伝え出来ないのですが・・・なんとなく要約すると。

・ペダリングスキル向上には筋肉が必要不可欠

・股関節や足首の柔軟性がペダリングに関係する

・スムーズなペダリングの為には正しい体の動かし方を身につける

という内容でした。

あとは新型パワーメーター「Pioneer パワーセンサー」についての説明もありました。

税込53,784円で買える片側計測式のモデルですが、「ペダリングモニターではないのでベクトルは見ることができない」「後から右側を買い足して両側計測にすることはできない」「FC-R8000/FC-6800の170mmモデルのみ」とあくまでも廉価版的位置づけであるということを強調していました。

 

 

ペダリングモニターといえばユーザーの方や試乗機でペダリングモニターを試したお客様からよく聞かれる「私のペダリング効率低いんだけど・・・」「ペダリング効率100%なんて出ない・・・」という点について。

Pioneerペダリングモニターの特徴としてペダリング時の力の向きや力をベクトル表示し、可視化できるというものがありますが、そこで表示される”ペダリング効率”が低いと不安になる、という方が非常に多いように感じます。

ですが皆様、ご安心ください!このペダリング効率は100%にならなくても問題ないんです!

このペダリング効率というものはペダルが描く円に対し常に接線方向に力が加わっている状態を100%として計算します。つまりペダル1回転中12か所存在する計測点において、常にクランクに対して直角(90度)に力が加わっていなければ100%にはなりません。

実際のペダリング時には自重や重力の影響により力を加えやすいのですが、引き足側では重力に逆らい足を引き上げる動作が必要になったり、上死点・下死点においてはスムーズに通過させることが必要とされ、接線方向に力を加えるのは非常に困難となっています。

逆に言えば意識的に筋肉を使うことで一定のレベルまでは強制的にペダリング効率を上げることもできますが、疲労の蓄積も多くなってしまい、現実的なペダリングではなくなってしまいます。

あくまで表示されるペダリング効率は”人間の効率”ではなく、”機械の効率”ですので無理にペダリング効率を追い求めてフォームを崩してしまうと本末転倒ですし、そこまで深く追い求める必要は無いのではないかと思います。目安として60%~70%を超えてくればペダリングが綺麗だと言っても過言ではないでしょう。

 

また、ペダリングモニターを使用し、ログを残すことによって自分のペダリングの弱点を洗い出すことが可能です。

走行時のログをPioneerの専用サイト、”Cyclo-Sphere”にアップロードすると、ベクトルやパワーの値を確認できるので、ここから自分のペダリングを分析していくとスキルアップにつながるのではないかと思います。→ペダリングモニター活用例はこちら

また股関節や足首の柔軟性、筋力量によって適切なライディングフォーム(サドルの高さや前後位置、クリート位置等)は変わってしまいますし、それにより必要とされるペダリングは変わってくるので、より高いペダリング効率を求める場合には適切なフィッティングを受けることも重要かと思います。

 

 

というわけで、より詳しい内容を知りたい方は中西or木村までお問い合わせください。

後は有料になってしまいますが、来年1月にも神奈川でほぼ同一内容のセミナーを一般ユーザー様向けに行う予定だそうです。実際にセミナーに参加するとよりペダリングに対する理解が深まると思います。

詳細は後日ウォークライド様のWebサイトにアップされると思いますので気になる方はチェックしてみてください。→ウォークライド シクロアカデミア


続いて参加したのはPeaks Coaching Groupのセミナー。

パワートレーニングの第一人者ともいえるハンター・アレン氏が初来日し、実際にセミナーで話をしてくれるとのことでテンション上がりまくりで参加してきました。

セミナーは「パワートレーニングの基本(パワーメーターの選び方等)」「冬場のトレーニング内容」といった内容でした。

パワートレーニングするうえで最も重要なパワーメーターの選び方は「耐久性と精度に問題がないこと」が重要。あくまでもトレーニングの為の機材なので常に使い続けることが重要であり、SRMやFactorなどの高額な製品でなく、Stagesのような片側式の安価なものでも全く問題ないとか。

当然左右それぞれのパワー値が計測できたり、細かなデータが取れればデータとしては有用かもしれませんが壊れてしまった時の修理費も高くつく可能性がありますからね・・・。

耐久性という面においては製品そのものの性能もそうですが、メーカーのサポートも重要。パワーメーターは精密機器なので意外と故障したりすることも多く、国内で正規に販売されたものでないと保証が受けられない場合や直接メーカーと(外国語で)やり取りすることになる可能性もあるので是非販売店経由での購入をお勧めします。

 

さて、本題の冬のトレーニングについてですが・・・。

・ZWIFTなどでトレーニングをするのはマンネリ防止に良いけどレース機能を使って追い込みすぎるのは良くない。

・FTPの9割くらいを目安とした負荷での練習が効率が良い(スイートスポットトレーニング)

・かといって高負荷をかけないとVO2MAXが落ちるのでタバタやマイクロバースト(15s/15sのインターバル)を入れると良い。

要約するとこのような感じでした。

図を描いて説明してくれるハンター氏

その他にも出力向上のためのメニューや効果的な筋トレの仕方など多くの事を教えていただきました。


 

これから本格的にパワートレーニングを始めたいという方はまずFTPの計測を行いましょう!

FTPとは1時間に出せる最大平均出力の事で全てのトレーニングの基準となる数値になります。

GARMIN(1030・1000J・520J・820J)とパワーメーターをお持ちの方であれば、自動でFTPを計算してくれるようになっているので、一度確認してみましょう。

 

スタッフ木村の場合体重は約67㎏、FTPは246W(Garminの自動計算)となっています。

このFTPの場合スイートスポットは216W~229W前後。それを目安にトレーニングを積むことでFTPの向上が見込めると考えられます。

 

ちなみにこのFTPというのは計測毎に数Wの差が発生しますし、簡易計測の場合だと計測した数値に掛ける補正値がやり方によって違いますのであまり細かく気にせず、おおよその目安にする程度が良いかと思います。

当然パワーメーターそのものの精度によっては数ワット変動してしまいますしね。

あくまで大切なのはFTPから算出された適切なトレーニング負荷です。ここを間違えてはいけません。

 

というわけでFTPの計測が済んだらあとは実際にトレーニングを行うだけ!!

トレーニングの内容は狙っているレースの時期や種類(ヒルクライムなのかロードレースなのか、はたまたMTBなのかトラックなのか等々・・・)によって組み立てていく必要があります。

「もっと強くなってレースで優勝したい!」「Eliteクラスまで昇格したい!」という方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。この冬の練習内容等についてアドバイスいたします。

 

さらに上のレベルのレース(ニセコクラシック・ツールド沖縄等)で優勝を目指すということであれば、Peaks Coaching Groupさんに相談して、トレーニングメニューを組んでもらうのもオススメです。Webサイトはコチラ→PeaksCoachingGroup

 

パワートレーニングとは全く関係ないんですが、羽田から新千歳に帰ってくる時、安倍首相が搭乗している政府専用機がタキシングしているのを見かけました。(私自身も機内にいたので写真は撮れませんでしたが・・・)先週のサイクルモードの時はアメリカのトランプ大統領やイヴァンカ補佐官等が来日していましたし、改めて東京は日本の首都なんだなぁと実感しました。(写真は全く関係ない普通のANA機です)

 

 

というわけでパワートレーニングでお困りの事があればお気軽にスタッフ木村までお問い合わせください!

 

以上、スタッフ木村がお送りいたしました。

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