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新時代到来!ディスクブレーキDURA-ACE & E-MTB!

新時代到来!ディスクブレーキDURA-ACE & E-MTB!

お世話になっております。スタッフ木村です。

先週末、北海道を離れ、長野県にてDURA-ACE R9170シリーズのテストライドに参加してきました。

今年のツール・ド・フランスで史上初めてディスクブレーキ搭載車がグランツールでのステージ優勝を果たしてから早一か月・・・。

ロードバイクの世界にもディスクブレーキ化の波が訪れようとしています。

 

実は以前よりR785・R685シリーズ等のロードバイク向けのディスクブレーキは販売されていました。

しかしながらマウンテンバイクのブレーキを流用したような設計となっており、シクロクロスならともかくロードバイクで使うにはフィーリングが少し悪いかな・・・?という感じでした。

そんな中で昨年発表されたDURA-ACEの名を冠するディスクブレーキ達。

衝撃の発表から1年が経ち、ついに我々にもディスクブレーキのデュラエースに触れる機会が与えられました。

今回テストライドで走行したコースは上記の通り。

1日目は下り中心。2日目は平地中心です。

両日ともに現全日本タイムトライアルチャンピオンの西薗良太選手がサポートライダーとして先導してくださいました。

テストライド、と聞くと日本アルプスを走らされるような厳しい走行会をイメージしてしまいますが実際には諏訪を観光しながらのまったりライドでした。

今回試乗車として用意されていたのはこちらの自転車。通常のロードバイクとはブレーキの位置が全く異なるので非常にスッキリした外観になっています。

STIレバーはブレーキのマスターシリンダーが収まっているとは思えないほどの小ささ。

ワイヤーの巻き上げ機構が不要なDi2のレバーは非常に軽量に作られており、通常の機械式レバーとほぼ同等の左右セット360g。

ブラケットそのものの大きさも通常のリムブレーキ式の物とほぼ同じ形状に作られており、違和感なく使用できました。

ディスクブレーキを使ったことがない方の中には「ディスクは効きすぎてコントロールしにくい」「すぐにロックしてしまう」という誤った認識をお持ちの方も多いかと思います。

実際にはディスクブレーキというものはブレーキレバーを握った分だけリニアに制動力が立ち上がっていく、非常にコントロールしやすいものです。

今回のデュラエースに採用されているディスクブレーキシステムは”リムブレーキに可能な限りフィーリングを近づけた”味付けとなっています。

具体的にはレバーを軽く握り、当て効きさせスピードコントロールしたり、コーナー進入時にフルブレーキングをかけたりする場面であっても全く違和感なく乗りこなせるようになっていました。

そして何よりも新型ディスクローター、SM-RT900も素晴らしい出来栄え。

マウンテンバイクに比べサイズが小さいローターを採用するディスクロードにとって、耐熱性能というのが重要になります。

マウンテンバイクの場合ローターを180mm等の大きな物に変更したり、ブレーキキャリパーを大型化し冷却性能を向上させたりすることで対策できるのですが、ロードバイクの場合サイズや重量の制約が大きく、耐熱性を向上させるのは容易ではありません。

しかしこのSM-RT900ではローターの直径はそのままに、表面積を拡大することによって冷却性能を高めました。

これによりリムブレーキに近いフィーリングと耐熱性を高い次元で実現させたのです。

変速機に関してはリムブレーキ式と共通。先代よりもクリック感のはっきりしたSTIと相まって、キビキビとした動作が印象的。

特にリアディレーラーはシャドー化されたりローギア30tまで対応になったりと大幅に進化しています。

今現在DURA-ACE9070やUltegra6870をお使いになっている方はこの部分だけアップグレードするというカスタムも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

そんなこんなで2日間日本全国から集まった自転車店の方々と一緒にディスクブレーキの素晴らしさを体感しつつ、観光をしてきました。

御柱祭で山から滑り落すのに使った御柱。これに多くの男たちが跨り山を滑り降りるらしい・・・。

我々の目の前には常に西薗選手。ここには書けない色々な話をしながら走行しました。

諏訪市の博物館で諏訪の歴史を(西薗さんの解説付きで)学んだり・・・

諏訪大社にお参りしたり・・・

諏訪大社でお守りを買ったり・・・

皆でパラグライダー体験をしたりしました。

そして無事に2日間のテストライドが終了。

テストライドの翌日には富士見パノラマリゾートで行われる「シマノバイカーズフェスティバル」に参加してきました。


今年で27回目を迎えるこの大会。国内においては”セルフディスカバリーアドベンチャーイン王滝”と並ぶ非常に大きなマウンテンバイクの大会です。

私が参加したのは土曜日の朝一で開催される60分クロスカントリー。

天候は残念ながら曇り、というか雨・・・終始霧雨が降り注いでいました。

ですが雨のおかげで気温は低く、26度程度と非常に走りやすい気温。例年は快晴で30度越えが当たり前とのことだったので暑さに弱い北海道民としては救いの雨となりました。

出走したのはオープンクラスの参加者も含め77名。私のクラスは中学生~39歳以下の部です。

今回もド派手な相棒、Commencal Elcamino 650Bで参戦。

あえてサスペンションを使わない、フルリジッド構成により廉価グレードのバイクながら11㎏ジャストという軽さを実現。

サスペンションのセッティングに頭を悩ますこともなく、フィジカルとテクニックで走破する究極のレースバイクです。

レースの内容はというと・・・ミスを最小限に留め走っていましたが、最終周回、ゴール手前のコーナーで見事にスリップダウン。

膝と肘に若干の擦過傷を負いました。そんなこんなで泥と汗と血にまみれた60分となったのでした(大げさすぎるけど・・・)

 

結果はクラス10位。総合だと21位くらい。私より上の順位の人たちは全日本選手権やジュニアオリンピックに出場しているような選手もいたようです・・・

大会リザルトは→コチラ

走行ログはこんな感じ。フルリジッドが珍しいのかシマノの営業マンも興味津々なマイバイク。ちなみにこの方は数年前まで第一線で活躍してた凄い方です・・・。

 

レース後はシマノのSTEPSという電動ユニットについての説明を受けました。

既に海外ではMTBの1ジャンルとして確立した感のあるe-MTB。とはいえ主要なマーケットである欧州でも最初はあまり受け入れられていなかったそうです。

しかし今となってはe-MTBのメリットが認知され、着々と販売台数を増やしているのだとか。

このユニットは国内の法規制に対応させた物で海外で販売されている物とは若干スペックが異なっているようです。

しかしながら試乗した時には他社のユニットに比べ圧倒的なパワーを感じました。それはまるで原付自転車のように勝手に進んでいくかのような・・・。

2018年頃を目途に国内仕様のユニットを積んだe-MTBがMerida等多くのメーカーから販売される予定だとか。最近ではPanasonicからもe-MTBが販売され始めましたし、国内でもe-MTBが浸透していくのは間違いないでしょう。

 

 

とまぁ全身をフルに使って最新機材を楽しんできた3日間となりました。

ちなみに今回使用したDURA-ACE R9170試乗車は既にお店に届いておりますのでいつでもご試乗いただけます。

間違いなく数年後にはディスクブレーキが普及している!!と思わせるほどの出来に仕上がっています。是非一度ご体感ください!

というわけで来年のシマノバイカーズフェスティバル、是非一緒に参加しましょう!

以上、帰りのバスと飛行機は疲れて爆睡してしまったスタッフ木村がお送りいたしました。

 

 

サイクルショップナカムラSAPPORO

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